「Tinder」で本当に結婚できるのか?Tinder婚は離婚が多いって本当?果たしてその末路は…
「Tinder(ティンダー)」は世界中で広く知られる人気のマッチングアプリで、日本でも2015年ころから流行り、今でも大手マッチングアプリの一つです。もともとの主な目的やターゲットは、恋活(恋愛・デートの相手を見つけること)ですが、最近ではTinderを婚活目的で使う人もいるとか。
Twitterでは実際にTinderで結婚したアカウントもあり、一定の実績はありそうなのですが…本当にTinderで結婚できるのか?Tinderは婚活に適しているのか?疑問に思う人も多いと思います。
この記事では、Tinderでの婚活についての情報や体験談などを通じて、Tinder婚活の可能性やポテンシャルを探っていきたいと思います。
- はじめに、Tinder(ティンダー)とは
- Tinder(ティンダー)でほんとうに結婚できるの?実際の体験談は?
- Tinder(ティンダー)で結婚するためにはどうすれば良い?
- Tinder婚は幸せになれない?離婚が多い?
- まとめ
はじめに、Tinder(ティンダー)とは
そもそも、マッチングアプリ「Tinder」ってどんなアプリ?
Tinder(ティンダー)は、世界的に人気のあるマッチングアプリで、恋愛や出会いを求める人々に広く利用されています。もともとは米国生まれのアプリで、日本では2015年ころから流行り始めたとされています。ここ数年ではテレビCMや歓楽街等の街頭広告も積極的にうっていて、水原希子さんが2020年からブランドアンバサダーを務めるなど、知名度も急上昇しているはずです。
Tinderの特徴は?使い方は?
基本的な仕組みは他のマッチングアプリと一緒ですが、Tinder最大の特徴は、シンプルな操作性と直感的なデザインです。
プロフィールには写真と簡単な自己紹介だけが表示され、興味を持った相手にスワイプ(右にスワイプすると「いいね」、左にスワイプすると「スキップ」)することができます。相手もあなたに「いいね」を返した場合、マッチングが成立し、メッセージのやり取りが可能になるわけです。
Tinderの利用者層は?
Tinderは幅広い年齢層のユーザーが利用していますが、大部分は20代と言われています。また、日本で知名度の高いマッチングアプリの中では外国人ユーザー数が比較的多く、国内外の異性とつながれるチャンスがあると言えます。また、ユーザー層が若いこともあってか、他のアプリよりも圧倒的にイケメン・美女が多いと話題です。
株式会社エヌリンクスが運営する恋愛情報メディア「マッチライフ」によれば、初めてのマッチングアプリランキングで、ペアーズ、タップルに続いてTinderが3位(24.7%)となっており、利用者数の多さが伺えます。
(*上記調査は1年以内にマッチングアプリを使用したことのある20歳以上の400人を対象に「マッチングアプリに関する意識調査アンケート(2022年最新版)」を実施した結果)
ただし、真剣な恋愛や結婚を目的に利用しているユーザーよりは、遊び目的の男女が多く、実際にはセフレ探しに使われることがものすごく多いようです。いわゆるヤリモク(真剣な恋愛ではなくセックスをヤることを目的にしている人)が多いことで有名なマッチングアプリの一つでもあります。
他のマッチングアプリと同様に安全性には注意が必要ですが、うまく使えばイケメン・美女との縁があるかもしれない…そんなアプリです。
Tinder(ティンダー)でほんとうに結婚できるの?実際の体験談は?
そんなTinderですが、最近はネット上で、Tinderで結婚したという「Tinder婚」を見るようになってきました。Tinderを使ってほんとうに結婚できるのか、どんな人がTinderで結婚しているのか、Tinder婚は幸せに続いているのか、色々調べてみました。
Tinderで結婚できる、は本当か?
結論から言うと、Tinderでも結婚はできます。
実際に、管理人の周囲でも大学時代の友人のそのまた友人がTinderを使って28歳で結婚していましたし、Twitterでも「ミサミサ@Tinder婚の結果」や「Tinder婚のたぬき」さんをはじめとしてTinderで結婚相手に巡り合った人は少なからず存在するようです。
Tinderで結婚できる人の特徴は?どんな人が多い?
感覚的には、上記でご紹介した方々含めやはり20代で結婚された方が多い印象で、Tinderが比較的若年ユーザーに支持されているアプリであることが改めて分かります。
また、他のマッチングアプリや結婚相談所などの利用者層と比べてイケメン・美女が多いとされているので、Tinderを通じてマッチして最終的に結婚までできる人は容姿が優れていたり、自分に自信がある人が多いのかもしれません。
Tinderは他のマッチングアプリや結婚相談所などの婚活サービスとは違って比較的ライトなユーザーが多いため、Tinderで結婚までたどり着くような人は比較的恋愛に積極的だったり恋愛気質な人が多いのではないかと推察されます。
Tinderのように顔重視・外見重視のマッチングはうまくいくのか
Tinderで異性と結婚するには、まずマッチングしないと始まりません。
冒頭でまとめているように、Tinder最大の特徴はシンプルな操作性と直感的なデザインで、「いいね」するかどうかを決めるために示される情報は写真(外見)と年齢・名前、簡単な自己紹介文だけです。特に人間が視覚的な情報に影響されやすいので、ほとんど全ての人が写真(顔やスタイルなどの外見)で判断していると言っても過言ではないでしょう。
顔を重視する傾向は特に男性において顕著で、『ゼクシィ縁結び』によるアンケートでは、男性がマッチしてから実際のデートで見極めたいと思っていたことの第2位に「外見(44.2%)」がランクインしており、実際にデートで気になったことの第1位が「実物がプロフィール写真のままかどうか(55.4%)」、第2位が「表情(51.8%)」となっています。
つまり、特に男性の多くが、顔・外見・表情を重視していることが分かります。Tinderではそもそも写真で判断する割合が大きいので、顔重視・外見重視のマッチングは一定の効果があると考えられます。
Tinder(ティンダー)で結婚するためにはどうすれば良い?
ではTinderで結婚するためにはどうすれば良いのでしょうか?
ビジュアルが重視されることを理解する
これを書いては元も子もない部分はありますが、やはりTinderでは写真をもとに「いいね」するか受けるかを判断することがほとんどなので、ある程度好まれる容姿であることが、マッチング率を上げることになります。
勿論、万人受けする容姿でなかったとしても、刺さる人に刺さって、そのご縁を大事に育んでいくこともあり得ると思いますが、やはり最初は容姿から入る場合が多いということは事実としてあると思います。
よく身バレを防止するために料理やペット、旅行先の写真なんかをトップに登録する人がいますが、外見重視のTinderではちゃんと自分の写真(顔やスタイル、雰囲気がちゃんとわかるもの)を載せたほうがマッチング率の向上につながります。
目利きに力を入れて、できるかぎり誠実な相手を探す
まずはなるべく誠実そうな相手を選ぶようにしましょう。外見だけで人を判断することはできませんが、外見がその人をよく表すこともまた事実です。
例えば、酒やたばこを持ってヤンキーみたいな恰好をしている写真の男性よりかは、公園かカフェかどこかで友人と一緒に笑顔で談話しているような写真の男性の方が誠実な確率が高いですし、胸やおしりを強調した写真を上げている女性よりかは、露出の少ない格好で写っている女性の方が誠実な確率は高いと思います。(もちろん、それぞれ後者だからといって必ず誠実である保証にはならないことには注意です。外見だけで人を判断することができません。)
また、相手のプロフィールが嘘か本当かどうか判断がつかないままお付き合いをしたり、ましてや結婚するなんてことは非常に危険です。
たとえ入口が遊びだったとしても、付き合ったり結婚を考えたりする間柄になる前に、本当に信用していい相手なのか見極める必要があります。日頃の行動や態度も含めて相手のことをよく知っていくことが重要です。
Tinder婚は幸せになれない?離婚が多い?
Tinderで結婚する人が一定数いることは分かったとして、その後の様子はどうなのでしょうか。遊び目的のユーザーも多いため、不倫の心配や詐欺などのリスク、最終的には離婚といったケースもあるのでしょうか?
Tinder婚のその後に関する体験談など
これも結論から言うと、(普通の結婚と同様に)Tinder婚をして最終的に離婚するケースもそれなりにあるようです。
先ほどご紹介したTwitterのアカウント「ミサミサ@Tinder婚の結果」さんは、Tinder婚の末旦那さんがモラハラだったり不倫していることなどが発覚し、別居・離婚に向けて動き出しつつあるような投稿をしていますし、他のアカウントでも離婚したことをツイートしているケースもあります。
また、ネット上でのコメントや書き込みなどには、
- どっちかが浮気する結末しか見たことない
- 駐在していた某国でもTinder婚の離婚率がかなり高く相談が多かった
- まわりのTinder婚見ていると離婚率高すぎ
- 会社の同僚がTinder婚したけど結局不倫してた
などの話も数多くみられるため、その真偽のほどは定かではありませんが、それなりに不倫や離婚ケースもあることが分かります。
Tinder婚の離婚率の高さは?
Tinder婚だからといって離婚率が高いか、というのは現時点では証明が難しいです。
Tinder以外の、他の方法で結婚したとしても一定数は離婚を選択する夫婦もいますので、Tinder婚だから離婚が多い、離婚率が高い、ということは言えないと思います。
まとめ
真剣に婚活するならTinderはオススメしない
Tinderで結婚する人も一定数いることが分かっていますし、暇つぶしなどでたまたまTinderを使ってみたら良い手と会えたというラッキーはあり得ない話ではありません。それでも、他のマッチングアプリや結婚相談所などの方法に比べれば結婚までのハードルは高いです。
その理由は、
- そもそもの母数として、結婚を目的としていない遊び目的・ヤリモクが多い
- ある程度の容姿でないとマッチング自体が難しい場合もある
- 写真と簡単な自己紹介文だけで判断する場合が多く、人となりを正確に知るのがより難しい
などです。
ものすごく容姿に自信があるか(そうだとしても真剣に婚活するなら他のアプリか結婚相談所で十分です)、まずは体目的も含めたライトな関係から恋愛を始めたい人でない限り、本気でTinderを婚活目的に利用することはオススメしません。婚活の遠回りになると思います。
国際結婚を希望しているのであれば選択肢にはなり得る
ただし、Tinderは他の手段と比べて外国人の方と出会えるチャンスが多くなります。意図的に国際結婚を狙いたい方は、うまく使えば良い縁があるかもしれません。(国際ロマンス詐欺のようなリスクはあるので、気を付けて使ってください。)
どんな婚活方法が一番早いのか?自分合った方法は?
Tinderを真剣な婚活目的に利用することはお勧めしませんが、マッチングアプリ自体は真剣な婚活にもとても有効な方法です。また、結婚相談所でアドバイザーのサポートを受けながら婚活する方があっている人もいます。
自分に合っているのはどんな婚活方法なのか、こちらの記事で解説していますので合わせてご覧ください。