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20代~30代アラサーは何歳から婚活を始めるべき?データで見る、結婚適齢期や婚活するタイミングの考え方!

結婚は人生の大きな節目であり、20代以降にもなると、いま付き合っている恋人がいない人はそろそろ婚活するべきなのかと悩む人も多いと思います。特に、20代後半から30代中盤頃までのアラサー世代にとっては、友人や同僚の中に結婚した人が増えてくるタイミングであり、男女問わず、独身であり続けることについて焦りや不安を覚えるようになるのではないでしょうか。

結論から言うと、この多様性の時代、いつから婚活を始めるべきかは人それぞれで一概には言えません。一方で、キャリアアップや転職、妊娠出産、育児、両親の介護などなど、自分のライフプランと価値観を踏まえた適切な時期があることは確かです。

この記事では、アラサー世代が婚活を始めるべき理由やそのタイミングについて、データも交えながら整理していきます。もしも、結婚したいと考えている方や、婚活について悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

婚活を始めるべき年齢は?アラサーからだと遅すぎ?

最近は価値観の多様化が認められやすくなっており、何歳までに結婚していないといけない…という風潮も昔に比べればだいぶ薄れてきたと思います。また、そもそも結婚願望が無い若年男女も増えていて、誰もが結婚すべきとは限らない世の中になってきました。とはいえ、長い人生ですから、やはりこのまま未婚でいいのか…と悩む方もそれなりに多いのではないでしょうか。

ここでは、現代の結婚事情をデータを交えてみていきたいと思います。

現代の結婚事情は?みんな何歳で結婚しているの?

現代の平均初婚年齢と結婚までの交際期間

まずは1987年以降の平均初婚年齢と平均交際期間をみていきましょう。以下は国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」からデータと図表を引用したものです。

男女ともに平均初婚年齢は上昇傾向にあり、2021年の平均初婚年齢(総数)は男性が30.7歳、女性が29.1歳となっています。平均なので幅はあるはずですが、男女ともに概ね30歳前後に初めて結婚しているということになります。

なお、この調査では恋愛結婚、見合い結婚、ネットの3種別ごとにデータを取っており、それぞれの平均初婚年齢もわかるようになっています。(*「ネット」は今回調査から新しく追加されたので推移データはありません)

さらに平均交際期間を見てみましょう。

2021年の平均交際期間(総数)は4.3年です。こちらは初婚年齢と異なり緩やかな上昇を経たうえでここ10数年は横ばい傾向にあることが分かります。

結婚相談所での活動を含む見合い結婚における平均交際期間は1.5年です。

総数や恋愛結婚の平均交際期間よりも、見合い結婚での平均交際期間のほうが大幅に短いこともわかりますね。結婚相談所を介したお見合い結婚は早期に結婚につながりやすいことが推察されます。

 

第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所

結婚する年齢、みんなの理想と現実は?

では、上記現実のデータは一般的な理想年齢とどれだけ離れているのか、みてみましょう。

以下は、内閣府男女共同参画推進本部による資料から引用したもので、「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査」をもとに内閣府が作成したチャートです。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/gian_hokoku/20220614danjogaiyo.pdf/$File/20220614danjogaiyo.pdf

男女それぞれに理想の結婚年齢を訊くと、女性は26歳、男性は28歳と回答しており、理想の第一子をもつ年齢を訊くと、男女ともに結婚の2年後で、女性は28歳、男性は30歳と回答しています。

理想の結婚年齢は女性の方が2年ほど早い数字ですが、男女ともに30歳を迎える前には結婚する、というライフプランが理想形のようです。

先ほどご紹介した実際の平均初婚年齢と比べると、やはり理想の年齢の方が下回っているようですが、いずれにしても多くの人は30歳前後で結婚を望んでいることが分かるかと思います。

アラサーで婚活するメリットはある?

少しでも結婚願望があるのであれば、アラサーで婚活するメリットは十分にあると言えます。さらに言うと、現実的に考えれば、少しでも早くから始めたほうがいいです。

先ほどのデータを振り返ってみると、2021年の平均初婚年齢(総数)は男性が30.7歳、女性が29.1歳となっており、30歳前後で結婚している人が多いことが分かります。勿論これは平均ですから、実際には多少の幅があるわけで、いわゆるアラサーと呼ばれる年齢層における結婚のチャンスは十分にあるということが言えます。

さらに、2021年の平均交際期間(総数)は4.3年です。結婚相談所での活動を含む見合い結婚における平均交際期間を参照したとしても、1.5年というデータになっています。つまり、出会ってから結婚に至るまでには、一部の例外を除き、どんな方法だとしても相応の期間を要するということで、婚活を始めるならば少しでも早いほうが良いということになります。

こちらの記事では、婚活を始めるとしたら結婚相談所とマッチングアプリのどちらが良いのか、徹底比較していますので是非ご覧ください。

konka2channel.hatenablog.com

婚活を始めるタイミングを考えるうえで、絶対に考慮すべき項目は?

ここまでは初婚年齢や理想の結婚年齢などについてデータを中心に解説してきました。ここからは、こうしたデータを参考にしつつ、実際に、ご自身のライフプランに照らして婚活をスタートするタイミングを考えるうえで絶対に考慮していただいたほうが良いと思われる項目について整理します。

キャリアプラン(異動や昇級、転職、起業など)

まずはご自身のキャリアプランです。人事異動や昇級、転職、あるいは起業など、自分のキャリアにおけるターニングポイントというのがあると思います。

婚活を本格的に始めると、毎週お見合いやデートをするようになったりして多少忙しくなりますので、自分のキャリアにおける繁忙期や大事なターニングポイントの時期となるべく重複しないようにした方が進めやすいです。勿論、両立できる人もいるとは思いますが、それでも心理的負担が大きくなるので、無理しないようにタイミングを計りましょう。

また、無事にご縁が見つかって結婚するとなれば、プロポーズや両家挨拶、転居、結婚式などなど生活の基盤を整えるうえでやるべきことが一時的に増えます。さらに、結婚生活が軌道に乗った後も、もうこれまでの独身時代のように自分のことだけ考えていればいい生活とは一転し、お相手のことも考える責任が生まれます

このあたちも踏まえてタイミングを考えると良いでしょう。

子どもが欲しいかどうか(妊娠出産のタイミング)

次に、子どもを望むかどうかも大きなポイントの一つです。

一般的に、女性は加齢とともに妊娠率が低下し、ダウン症などの染色体異常を持つ子どもができる確率も高くなります

一般社団法人 日本生殖医学会によれば、20~24歳の妊孕率を100%とした場合、30~34歳は80%台、35~39歳は70%台、40~44歳は40%程度にまで妊孕率が下がるというデータがあります。

子どもが欲しいという気持ちが少しでもあるのであれば、事実として、加齢とともに正常妊娠率が低下するということは意識すべきです。

www.jsrm.or.jp

なお、ここで安心している男性の皆さん。男性も同じです。

男性も加齢とともに生殖器(精巣)の機能が低下し、精子の質が悪くなり、不妊や子どもが先天性異常を持って生まれる確率が高くなります

こちらのサイトにデータも複数掲載されていますが、例えば男性の年齢別に見た相手女性の妊孕性は、20~39歳の男性では78.4%であるところ、40~49歳になると62.6%まで下がることが確認されています。また、流産リスクも男性側の加齢とともに上昇していきます。

st.benesse.ne.jp

いまは不妊治療も一般的になっていますが、そうだとしても、やはり年齢を重ねれば重ねるほど、不妊治療も妊娠出産も育児も大変になっていきます。

もしも子どもを望むのであれば、男女問わず、早めに婚活を考えたほうがよさそうです。

その他の家庭事情や自己実現

このほかにも、例えば親の介護などの家庭事情や、自分の夢、自己実現など様々な要因があるかと思います。色々な要因があるとは思いますが、いずれの場合でも、婚活にはそれなりのコストや労力がかかること、そして結婚がゴールではなく新生活のスタートに過ぎないことさえ頭の片隅に置いておいていただければ、自分に合った婚活のタイミングを考えやすいのではないでしょうか。

まとめ

婚活を始めるタイミングは人それぞれ!だけど…

婚活を始める適切なタイミングは人それぞれです。法律上絶対に結婚しなければいけない、というものでもないので、仕事や自己実現、家庭事情などを勘案して自分のライフプランに最も合うタイミングを考えていただければよいかと思います。

ただし、子どもが欲しい・欲しくなるかもしれない場合には、加齢とともに正常な妊娠・出産のハードルが上がっていくことだけは忘れないようにしましょう。